■コラムニスト■
PAC-HAWAII公認ヒプノセラピスト
Masako Funahashi / ふなはしまさこ


Faith Moe Hawaii
スピリチュアルなエネルギーに充ちたハワイで、ゆったりとした時の流れを感じながら受けるヒプノセラピーは、ストレス、トラウマの解放度も高く、日本からのツーリストにも大好評。
      E-Mail: hypnotherapy@moehawaii.com
   Homepage: http://www.moehawaii.com/

Virtual Healing …「楽園への誘い」
■コラム1:プロローグ 〜癒しの楽園へ〜
■コラム2:心をクレンジングする、サンセットヒーリング
■コラム3:秘密の入り江で、ピクニック
■コラム4:輝く朝陽の中で…
■コラム5:ノースショアの波に、癒される
■コラム6:ノースショアで、野生のウミガメと出逢う

■コラム1:プロローグ 〜癒しの楽園へ〜 

 癒しの島々が集う、楽園ハワイ...。

 都市化の進む大陸から遠く離れ、太平洋の真中に連なるハワイの島々は、自然本来のエネルギーに充ちています。ゆえに、スピリチュアルなパワーがつよい場所とも言われています。

 長旅の末、この地へ降り立つと、ほんのりと甘い香りが漂い、さらっとした心地よい空気を感じることでしょう。
 その爽やかな空気の中に身を置くと、心も体も自然と癒されていくかのようです。

 イメージしてみてください。
 今、窓の外には抜けるような青空が広がり、ぽっかりと綿菓子のような雲がひとつ、ふたつ浮かんでいます。眼下には緑の渓谷をバックにうっそうと生い茂る椰子の木立ち...。そしてその向うには、瑠璃色の海が広がっています。



 どこからともなく聞こえてくる鳥のさえずり。トロピカルバード特有の明るく、熱帯雨林に響きわたるような歌声。耳を澄ませば、椰子の葉が風に揺られてサラサラと心地よい音色を奏で、窓から入ってくる潮風が、やさしく肌をすり抜けていきます。

 想像できましたか?

 それでは、呼吸に意識を向けてみましょう。
 吸う息、そして吐いていく息...。
 鼻から息を吸って、お腹に溜めて、口からゆっくりと吐いていきます。
 口から糸を出すように、ゆっくりゆっくりと吐いていきます。
 息を吸うたびに、新たなエネルギーが流れ込んできて、息を吐くたびに、心と体が浄化されていきます。
 息を吸うたびに、体内にエネルギー充ちていき、吐くたびに心の中がクリアになっていきます。
 そして、だんだんリラックスしていきます。どんどん心地よくなっていきます...。

 さあ、いよいよ楽園の旅へと出発です。

(写真/文:ふなはしまさこ)


■コラム2:心をクレンジングする、サンセットヒーリング

 夕方、ふと窓辺に目をやると、空がピンクに染まっていました。

 ホノルルの夕暮れは、まず洋上が黄金色に染まっていき、落日とともに、空全体に赤味がましていくのが一般的。こんな神秘的な色に染まった空を見るのは、ごく稀なこと。
 うっとりと見とれているうちに、刻々と空の色が変わっていきます。やがてピンクが紫に、さらに藍色に…。たちまち濃紺の夜空へと溶けていきました。


 空が美しく染まりいくサンセットタイムは、大地のエネルギーが陽から陰へと切り替わり、休息へと向かい始めるスイッチタイム。
 輝く夕陽、そして刻々色を変えていくを夕空を眺めながら、そのエネルギーの流れを心とカラダに感じてみると、その日生まれたストレスや緊張、不安が、みるみる洗い流されていきます。

 もし、海辺で過ごす機会があれば、洋上に陽が沈んでいく情景の中に身を置き、打ち寄せる波のリズムに合わせながら、心静かに瞑想をすると、クレンジング効果は大。
 心身に滞っている負のエネルギーが洗い流され、心身共に軽やかな感じになっていきます。


 慌ただしい日々の中で、もし夕陽を目にする機会があったら、ちょっとだけ手を止めて、深呼吸をしてみましょう。

1)鼻から息を吸って、お腹にためて、それからゆっくりゆっくりと糸を吐き出すように、口から息を吐いていきます。
2)呼吸が次第にゆっくりになり、やがて心が静まり、とても心地よいリラックスした状態になっていきます。
3)息を吐くときに、身体から力が抜けていく… とイメージします。
4)緊張や不安が抜けて行き、息を吐くたびに、心の内が浄化されていく… とイメージします。
5)息を吸うたびに、陽の輝きが新たなエネルギーとなって流れ込んくる… とイメージします。

 いかがですか? 
 傾くにつれ、輝きを増していく夕陽を見つめながら、その下に広がる海辺の風景を心に描き、クレンジングしてみるのもよいでしょう。
 「サンセットの魔法」、ぜひお試しくださいね♪

(写真/文:ふなはしまさこ)

■コラム3:秘密の入り江で、ピクニック 

 ワイキキから東へ、車で約20分。ホノルルマラソンの折り返し地点にあたるハワイカイに、ココヘッドと呼ばれる岬があります。
 珊瑚礁の広がるマウナルア湾の東側に大きく突き出た恰好のココヘッドは、オアフ島屈指の豪邸街として知られる場所。その麓には、断崖絶壁の岩場が続き、ダイヤモンドヘッドを対岸に望む、すばらしい眺望が目の前に広がっています。

 ポートロックという愛称で親しまれているこの麓のエリアには、近隣の人々しか知らない、隠れ家的なピクニックスポットがいくつかあります。
 崖下に点在する舞台のような岩場…。そこに飲み物とスナックを持参して、サンセットを楽しんだり、ちいさなグリルを持ち込んで、BBQを楽しんだり。ときには、岩場から10mほど下に逆巻く波間に飛び込み、ダイビングやサーフィンに興じる人たちの姿も見られます。


 ある週末の朝、「秘密基地に案内してあげる!」という娘の言葉に誘われて、久しぶりにポートロックへピクニックに出かけることにしました。

 ココヘッド中腹の路上に車を停め、幼い娘の案内に従って、豪邸と豪邸のあいだの小径を降りていくと、枝の絡まる樹木のアーチが現れました。身体を屈めながら、薄暗い樹木のトンネルを進んでいくと、その先に、キラキラと木漏れ日が差しています。
 やがて視界が開け、うっそうと生い茂る木立のあいだに、白波の踊るマリンブルーの海原が現れました。遥か水平線上には、ダイヤモンドヘッドが美しいシルエットを見せています。


 トンネルの先には石の階段があり、ビーチへと降り立つと、そこはまるで映画のワンシーンを思わせるかのような、珊瑚礁の入り江…。
 「パパと見つけた秘密の基地だよ!」と誇らしげに言う娘に、私も思わず、「すごいね、ほんとキレイだね〜!」と、感嘆の声を挙げました。

 木陰の大きな岩に仲良く腰を下ろし、寄せては返す波に足を浸しながら、さあ、いよいよピクニックタイム! 
 小さなアイスボックスからキンキンに冷えたリリコイジュースを取り出し、まずは喉を潤します。お弁当は、焼きたてフランスパンにアボカドとベーコン、トマト、貝割れをはさんだホームメイドのサンドイッチと、フレッシュパパイヤ。みるみるお腹が充たされ、ふたりの顔に自然と笑みがこぼれます。
  娘は早くも水着姿になり、波打ち際で小魚たちを追いかけはじめました。

 私はしばし目を閉じ、ヒーリングタイム。
 心地よい潮騒に、耳を傾けてみました。すると、その穏やかなリズムに自然と呼吸が調和していくのを感じます。次第に、ゆったりとした感覚が全身に広がっていきます。
  鼻から息を吸って、お腹にためて、口からゆっくりと吐いていきます。ゆっくりゆっくりと…。
 いつのまにか、幸せな感覚が体いっぱいに広がっていきます。安らかな感覚に充たされていきます。やがて、深いところから、仄かな光がさしてきました。
 すべてを包み込むような、やさしい光…。それは少しずつ輝きを増し、やがて暖かな光となって、身も心も、そこに存在するもすべてを、やさしく包み込んでいきました。

★☆★ DATA ★☆★
●Portlock: ワイキキ&カハラ方面から Kalanianaole Hwy.を東(ハナウマ湾方面)へドライブ。ココマリーナの交差点を右折し、ココヘッドの住宅街へ。中腹までドライブし、路上に駐車。Hanapepe LoopとHanapepe Placeの交差するパブリックパークのポイントをはじめ、岩場へのエントリーはいくつかあり。邸宅と邸宅のあいだの小径を崖下へと降りて行くエントリーも…。

(写真/文:ふなはしまさこ)

■コラム4:輝く朝陽の中で… 

 元旦の朝、日の出を見にサンディビーチへ出掛けました。

 水平線から昇る朝陽を見るのは、初めてのこと…。地元紙「Honolulu Advertiser」で、元旦の日の出は午前7時9分との情報を得て、6時に起床。6時半過ぎにハワイカイの自宅を出て、サンディビーチへ向かいました。
 ビーチ到着は7時前。既に空は明るく、清々しい早朝の海が目の前に広がっています。


 大勢の人たちが浜辺に腰を下ろし、今か今かと、水平線を見つめるなか、波打ち際にひとり立たずむ青年の姿…。海の波間を見つめつつ、遥か彼方に思いを馳せているかのようなそのシルエットは、まるで映画のワンシーンのよう。

 ファインダー越しにその光景を眺めていると、やがて彼の視線の先からまばゆい朝の光が現れました。


 浜全体に沸き起こる、拍手喝采。
 みるみる朝陽が姿を現し、黄金色に空を染めていきます。

 と、その視界の端に女性のシルエットが現れました。波打ち際を青年のもとへと歩いていきます。


 皆が見守るなか、彼女は彼に歩み寄り、ハグ…。ふたりは寄り添いながら、昇る朝陽を見つめています。

 ゆっくりと姿を現しながら、昇りいく朝陽。そこから光が放射状に差し、雲がバラ色に染まっていきます。洋上もキラキラと輝き、陽光がまぶしく照り映えています。
 太陽が完全にそのまるい姿を現し、水平線から離れた瞬間、そこから一斉に光の矢が放たれ、朝の空に広がっていきました。


 目を閉じると、燦然と光り輝く太陽のエネルギーが、全身に降り注がれているのを感じます。

 深呼吸して、胸いっぱいに息を吸い、そのエネルギーを頂いて、身体の中心へと落としていきます。
 ゆっくりと息を吐きながら、心身のエネルギーをリフレッシュしていきます。朝一番のまばゆい光が、体内に充ちていくのを感じます。


 そっと目を開けてみると、波打ち際に佇むふたりがキス…。ふたりの上に光の矢が降り注いでいます。そのシルエットの美しいこと。
 やがて、ふたりは手をとり、波打ち際をゆっくりと歩み去っていきました。幸せに充ちた姿で…。

★☆★ DATA ★☆★
●Sandy Beach:ワイキキから東へ車で約30分。カハラ方面からカラニアナオレ・ハイウェイに入り、海沿いのルートをドライブ。ココマリーナ〜ハナウマ湾〜潮吹き穴を過ぎて、すぐのビーチ。朝陽が真正面から上がるので、初日の出を見るのに絶好のスポット。冬季には洋上にクジラの姿も見られる。波が荒く、ボディーボーダーに人気のビーチ。海水浴には向かない。

(写真/文:ふなはしまさこ)

■コラム5:ノースショアの波に、癒される

 休日の午後、波乗りの大好きな友人に誘われて、サーフィンの大会が開催されているという、サンセットビーチへ出掛けました。

 冬のハワイは、サーフィンパラダイス。世界有数と言われる10m級の高波がハワイ各島の北側、ノースショアに押し寄せることで有名です。
 ここオアフ島でも、タートルベイからサンセットビーチ、ワイメア、ハレイワ、モクレイアへと続くノースショアの海岸線に、このところ、見事なハイウェイブがやって来ています。


 映画「ビッグウェンズデイ」の舞台ともなったサンセットビーチ。

 島の北端から西端カエナポイントに向かって緩やかに弧を描くショアラインには、褐色の砂浜が広がり、壁のような高波が見事なチューブを描きながら、次々と押し寄せてくる様子は、実に壮大、かつ神秘的。
 そのエネルギー溢れる動きと胸に響くような波音からは、地球の鼓動が感じられるかのようです。

 大きな波が立ち、くるっとカールし始めると、瞬く間に波のトンネルが創り出されていきます。その内側はラムネ色に透き通り、魂がすっと吸い込まれるような美しさ…。


 沖には大会にエントリーしたサーファーたちが、点々と波間に浮かびながら、最高のハイウェイブを捕まえようと、今か今かと待ち構えています。

 と、大きくうねり、盛り上がった波のトップから、点のように小さなサーファーの姿が現れました。

 波の先端が崩れ落ちて行くと同時に、チューブの中へ。そして、波と平行にスライディングしながら、すーっとチューブの外へ出て来ました。
 そのままバランスを保ちながら、波のゲレンデをすいすいと滑リ降りるようにビーチへ…。どこからともなく、大きな拍手喝采が沸き起こります。


 とてつもなく大きなエネルギーをもった波と、そこにエントリーし、身も心も、魂そのものをも差し出して、その大きな流れと一体となり、滑り抜けていくサーファーたち。
 「波」と「人」の織りなす華麗なパフォーマンスに見とれているうち、深いところから何か暖かい感情がこみ上げてきました。

 目を閉じ、ゆっくりと息を吐きながら、波の音に耳を澄ませてみます。

 沖の方から徐々にパワーが高まり、最高潮に達すると同時に、それがはじけ、砕け散っていくのを感じます。泡立った波が押し寄せてきて、またすっと引いて行き…。

 息を吐くたびに身体から力が抜けて、リラックスしていきます。意識が次第に内側へ、深いところへと降りていくように感じます。どんどん心地よくなっていきます。
 やがて、底のほうから柔らかな光があがってきました。ふんわりと全身を包み込むような、暖かなエネルギーを感じます。


 そっと目を開けると、いつのまにか夕陽が空を染め、目映い光を全身に降り注いでいました。

★☆★ DATA ★☆★
●Sunset Beach:ワイキキから車で約50分。H1-WestからH2-Northへ入り、終点ワヒアワからHwy.99を北上。ハレイワからHwy.83へ。ワイメア湾を過ぎ、フードランドを越えて、5分ほどドライブの後、右手に見えてくるビーチ(駐車場、シャワー有り)。

(写真/文:ふなはしまさこ)

■コラム6:ノースショアで、野生のウミガメと出逢う

 サーファーの町、ハレイワから東へ数マイルほど走ると、やがて左手 に美しい白砂のビーチが見えてきます。ここ数年、ウミガメのビーチと して人気を集めている、ラニアケアビーチ。ノースのビーチめぐりに は、欠かせないスポットです。
 娘とそのお友達のまりちゃんを連れて、久しぶりにこのウミガメの ビーチを訪れました。
 
 ハレイワからワイメア方面へと向かうハイウェイ沿いに、白砂の続く 海岸線が見えて来たら、山手に車を停め、そこから道を渡ってビーチへ 降りていきます。小さな岬が突き出し、入り江になっているところが、 ウミガメのスポット。


 この辺りは、シャワーもライフガードの設備もなく、近隣の人たち がのんびりと過ごす、隠れ家的なビーチ。いつの頃からか、野生のウミ ガメたちが浜に上がってお昼寝する姿が見られるようになり、一躍、 ツーリストに人気のビーチとなりました。
 今では保護団体のスタッフが日中ここに待機し、浜に上がってくるウ ミガメたちを監視。日英両語の説明書が用意され、訪れた人たちはウミ ガメを目の前に、その生態についてレクチャーを受けられます。

 この日、浜に出てみると、岩と見間違うほど立派なウミガメが2匹。 波打ち際でのんびりお昼寝をしています。浦島伝説を彷彿させるような 巨大なウミガメの姿に、子どもたちは大喜び。


 沖の方へ目をやると、波間にツヤツヤと輝く甲羅がちらりちらりと 見えています。その中には、突起状のアンテナが付いているものも…。 監視スタッフの話によれば、今や絶滅の危機に瀕しているウミガメを保 護するために、この辺りへやってくるウミガメ2匹の甲羅に探知機を取 り付けてその回遊の様子や生態を観察しているのだとか。

 一日の大半を海中で過ごすウミガメも、数時間は陸に上がり、休息を 取ると言われています。波打ち際を行き交う波に身を浸し、ごろんと横 たわっているウミガメの姿は、なんとも幸せそう。じっと見つめる子供 たちの顔にも、自然と笑みが溢れます。

 岩のように微動だにせず、のんびりとお休み中のカメたちから離れ、 子供たちは砂遊びに興じ始めました。その姿のまた幸せそうなこと…。


 いつのまにか陽が傾き始めました。カメの存在も忘れ、無心に砂を掘 り続けている子供たち。そして、波打ち際であいかわらずゴロンと心地 よさそうにお休み中のカメたち。

 傾くにつれ、輝きを増しながら空と海を黄金色に染めていく夕陽を、 ただ静かに見つめます。目を閉じると、まばゆい光とともに力強いエネ ルギーが流れ込んで来ました。心身の深いところに滞っている負のエネ ルギーが解き放たれ、みるみる洗い流されていくのを感じます。

 陽は、瞬く間に水平線に落ちていきました。
 さあ、これからが夕暮れの本当の美しさを堪能するひととき。陽が沈 み、夕闇に包まれ始めた海に再び変化が現れるまで、しばらく待ちま す。


 10分ほど経ったでしょうか…。陽の沈んだ辺りから仄かな光が 射し始めました。水平線の際が刻々と紅色に染まっていきます。

 ふと横に目をやると、波打ち際にいたウミガメはいつのまにか姿を消 し、砂掘りに夢中だった子どもたちは、立派に造りあげた砂のお城の傍 らで、海の方をじっと見つめています。
 その視線の先には、紅色から紫、そして藍色へと、次第に色合いを変 えていく夕暮れのイリュージョンが見事に繰り広げられていました。

★☆★ DATA ★☆★
●Laniakea Beach:ハレイワから東へ車で約5分。パイナップル 畑(ドールプランテーション方面)からアクセスする場合は、ハレイワ を通らず、そのまままっすぐノースの海岸線へと抜けて、最初に見える 白砂のビーチ。沿道の山手にずらりと車が停まっているポイント。看板 やシャワー、トイレなどの公共施設はない。

(写真/文:ふなはしまさこ)

Copyright © 2006-2010 Moe Hawaii. All rights reserved.

 ▲  PAGE TOP