|
ある晴れた日の午後、愛車Scionを走らせ、ノースショアへと向かった。
ホノルルからパールハーバー方面へ向かうH1フリーウェイに乗り、降り注ぐ午後の陽射しを正面に浴びながら、西へ西へと走る。
パールハーバーを通過してまもなく、右手に進路をとり、島の中央へとアクセスするH2フリーウェイへ。そして、終点ワヒアワタウンからハイウェイ99号線へ入り、パイナップル畑が一面広がる赤土大地の真っ只中を疾走する。
今日の目的地は、ププケア。優美なアーチを描くワイメアの入り江を過ぎてまもなく、珊瑚礁が隆起し無数の潮だまりをつくっているププケアビーチが見えてきた。そこから山手に向かってまっすぐ上って行く道がある。この丘の上に、オアフ島で最大規模といわれる、古代ハワイアンの聖地があるのだ。
フードランドを左手に見ながら、Pupukea Roadを上っていくと、やがてヘアピンカーブが現れ、緑深いワイメア渓谷の尾根を辿る山道へと入っていく。ワイメア湾とそれに続くノースの美しいショアラインを眼下に眺めながら、急勾配のワインディングロードをゆっくりと上っていくと、右手にカメハメハ大王の標識…
そして「Puu O Mahuka Heiau」の案内表示が見えてきた。
ここから右折して、山林の中を走るドライブウェイを進んでいくのだ。
一車線分の細くてラフなドライブウェイを辿り、山奥深くへ入っていく。深い森の中に延々と続く1本道…。やがて視界が開け、まぶしい陽射しの下に、緑の野原が現れた。その向こうには、傾きかけた陽光に輝く海と、抜けるような青空が広がっている。
車から降り立つと、目の前に、石垣で囲まれた巨大な遺跡が姿を現した。
|